先月から「スポかごNEWS」の特別協賛として名を連ねる「仁サロン」。
トップページには「自立から共生を目指すサロンプロジェクト」とあります。ホリエモンやキングコング西野さんが活用していることなどで有名になったオンラインサロンで運営されています。
オンラインサロンとは月会費性のウェブ上のコミュニティーのこと。「仁サロン」は有限会社・ヒューマンケアドリーム(HCD)社長の古田仁先生が主宰です。理学療法士、スポーツトレーナーとして多くの患者やスポーツ選手の身体のケアをしてきた経験をもとに、02年に同社を立ち上げ、整骨院オルタナ、空港リラクゼーションルーム、医療系就活サポートスクール、スポーツチームへのトレーナー派遣、訪問看護など様々な事業を展開しています。
古田先生との出会いはさかのぼること16年前。ちょうど鹿児島新報が廃刊になる直前の頃、あるスポーツイベントの実行委員会の会合で出会いました。その頃、野球の練習をしていて腰を痛めていたので相談しました。偶然にも整骨院オルタナが住んでいた城山の実家のすぐ近くにあることが分かり、足を運びました。
腰痛を治してもらったころはもちろん、その腰痛が「骨盤が前傾している」ことに起因していることを指摘されました。その改善方法としてヴェルビックという骨盤運動を教わりました。ただ痛みを取り除くだけでなく、痛みが発生するメカニズムまで解説し、再発を防ぐエクササイズまで教えてくれる。ケガが減るばかりでなく、パフォーマンスの向上にもつながるという発想が衝撃的でした。以来16年間、身体のケアをみてもらうばかりでなく、仕事面、起業家の先輩としても様々なアドバイス、叱咤激励をいただく関係が続いています。
そんな私が日々「仁サロン」をどのように活用しているかをご紹介します。
朝は手帳を書くことからスタートします。この手帳もHCDオリジナルで、「7つの習慣」の発想をベースに、その日のスケジュールを書き込むだけでなく、自分の長期目標、短期目標、先の結果を描くことからその日一日やるべきことを書き込むなど、自己管理、自己啓発のアイテムとして重宝しています。
私は月額3000円のスタンダード会員です。何より重宝しているのが「今朝の一言」。人としてどうあるべきか、自己啓発についての学びの文章が毎朝定期的に送られてきます。これを読んで自分なりの要点を手帳に書きこんでいます。
今朝の一言 2016年6月6日にフッと思い立ちスタートしまし ... 続きを見る
毎朝配信!一日のはじまりに学ぶ「今朝の一言」とは?
4月8日は「どこに危機感を持つか?」というタイトルの文章を演習しました。「今」に持つのか「これから」に持つのかで、きょうの行動が変わってくる。
「今」に持てば、マスクやトイレットペーパーの買い占めに走るけど、「これから」を考えたら、いろんなことが見えてくる。今やっている仕事は3年先、5年先、10年先もそのままという保証はどこにもない。
これからどうなりたいかを明確にして、そのためにどうしていくかを考えていけば、人や周りに影響されたのではなく「自ら生み出された危機感」が芽生え、行動に突き動かされる。「生まれた危機感を 願望につなげて その願望を形にするために」きょう一日過ごしてみようという内容でした。「一言」の学習を通じて、その日一日、どんな心構えで生きていくかを考える材料にしています。
「マンダラシート、どこに重きを置くか」の動画は、古田先生が社員向けに定期的に行っている「早朝セミナー」のダイジェストです。
動画では社員に向けて整骨院の来客をどうやって増やすかのコツを、マンダラシートに基づいて解説しています。
私自身に置き換えれば、シートの中に「NPO法人の協賛を集める」という項目があります。今まで既存のメディアに原稿を提供することが大きな収入の柱でしたが、今後もそのかたちでやっていける保証がどこにもない。ならば、自分自身の活動自体に協賛し支えてくれる人を集めていく方法を考えようと思ったときに、「患者さんにどんな声掛けをしていくか」「マンダラシートのどこに重点を置いてその日の行動を決めていけばいいか」の発言が大いに参考になりました。
このサロンのテーマは「自立」から「共生」です。ただ学ぶだけでなく、私からもアイディアを提案しサロンにより多くの人が興味を持って参加してもらうためのコンテンツを作成することになりました。
そのいわば「告知」ともいうべき記事がこちらです。
「仁サロン」と「スポかごNEWS」のコラボ企画、「無念夢想」 ... 続きを見る
『再現性のある指導法』コラボ企画「無念夢想」(仮)収録!|スポかごNEWS 政純一郎
古田先生と、伊敷中バスケットボール部時代の恩師・吉川覚先生との対談。県内の中学男子バスケット部で、現在まで唯一の九州制覇を成し遂げた要因はどこにあるのかをメーンテーマに、3時間あまりのロング対談を動画で撮影し編集したものをアップします。
私は「聞き手」のプロとして、対談のアテンド役をつとめ、話の内容を要約した文章をまとめました。
文章をまとめながら、昔、伏見工の山口良治監督を取り上げたNHKの「プロジェクトX」を思い出しました。番組に感動し、プロジェクトXの単行本を購入しました。これに習うなら、この企画は「動画」=「テレビ番組」と「単行本」=文章を「サロン」というネット上のページで同時に楽しむことができる画期的な取り組みなのではないかということです。
身近にいる「挑戦者たち」との対談を通して今や未来を生きるヒントをさぐる。この共同企画は「プロジェクトJ」とすることを提案しました(笑)。
今、仁サロンは自らを成長させ、共生していくために欠かせないツールとなっています。
ジンサロが生まれた理由 20歳から30歳になるまでの頃 「手 ... 続きを見る
古田仁の想い「ジンサロ」はこうして生まれた。
NPO法人スポーツかごしま新聞社が運営する「鹿児島のインターネットスポーツ新聞」編集長。 「鹿児島のスポーツを盛り上げよう!」「スポーツで鹿児島を盛り上げよう!」をキャッチフレーズに鹿児島のスポーツ界を独自の視点で発信しています!