マンダラシートとは?
「自分」どんな自分か知ってますか?
って問いかけられたらなんと答えますか?
「履歴書」を切々と話するでしょうか。それとも自分の家族のことを語るでしょうか。
確かに、それも自分かもしれませんが、それって「これまでの自分」ですよね。これまでの自分をずっと持ち続けることになりかねませんよね。でも、望んでいることがあったり、願望などなど持っている人は多いですよね。だから誰しも「夢」を見たり、語ったりするものです。
では、「あなたは、どうなりたいですか?」と聞かれたらなんと答えますか?
「えっ仕事のことですか?」と聞き返したり、仕事の話しかしなかったりするかもしれません。
よくよく考えると、仕事って「なりたい自分」の1つの手段でしかありません。「何かのために」仕事をしているのではないでしょうか。それを明確にして、人生に必要な分野にわけて、明確にしていき「自分が本当に求めているもの」を自分で知ること、それがこのマンダラシートの目的です。
自分がどこへ行きたいのか?自分が何をしたいのか?自分がどうなりたいのか?
それらをマンダラシートに書き出していき、とりあえず頑張る、とりあえず勉強する、とりあえず教わる、といった「受け身」の姿勢から、自ら動ける自分になるために「行き先(ゴール)を明確にしていきます。そして、そのゴールへ向かうためにすべきことを決めていきます。
その結果、モチベーションが保てないということが限りなく少なくなります。自分の周りの状況に左右されず、人に影響されるのではなく、自分ですべきことがわかっていて、それが自分のなんのためにということも決まっているので、そもそもモチベーションが下がることは少ないのはあたりまえになります。
また、仕事をしていると「売上目標」など課せられていると思ったりするかもしれません。
でも、その目標を達成した先には、マンダラシートに書いた「自分が求めているもの」が手に入ると思えるので、ノルマと感じてやることもなくなります。
スケジュールを立てるにしても、自分がすべきことが仕事以外でも明確になっているので、仕事に追われたり、家庭での家事に追われるという気持ちもなくなり、バランスのとれた人生になっていきます。
多くの人は、いろんな問題や悩みを抱えているみたいですが、パッと思いつく問題や悩みってどんなものですか?
お金
- 思ったように収入(売上)が上がらない
- 蓄えが十分にできない
- 自由にお金が使えない・・・お小遣いが少ない
時間
- 自由に使える時間がない
- やらなきゃいけない仕事に追われる
- 家族や余暇に時間を割けない
人
- 周り穂人が言う事聞いてくれない
- お互い信頼関係築けない
- 相手に腹を立てたり、落ち込んだりしてしまう
将来
- これから先ずっとこのまま頑張るか
- これから先事業や仕事はどうなるか
- 老後含めて今後どう生きていくか
多くの人は「お金の悩み」これは大きな悩みのようですね。
思ったように収入が増えないとか蓄えができないなど。お父さんらは特に小遣い制であれば、自由に使えるお金がないということが悩みになっているかもしれません
「時間がない」と悩んでいる方もおおいように思います。
「忙しい」です。なかなか時間もとれません。仕事が忙しく、なかなか時間が取れない、いろんなことしたいけれどできないという人は多いのではないでしょうか。
でも、本当に時間がないのでしょうか。私も、会社経営、プロジェクトリーダー、仁誠塾、サイクルグループなどさまざまな取り組みをしていますが、プラス料理したり、家事の手伝いをしたりといろんなことに時間を割けています。
「人間関係」で苦しんでいる人もおおいですね。
「なかなか部下が言うことを聞いてくれない」もっとも多い悩みのような気がします。自分の気持ち(感情)をコントロールできずについつい起こってしまう、腹を立ててしまうという人も多いのではないでしょうか。
私も経験ありますが、仕事をしていると「これをいつまで続けるんだろう」「この先どうなるんだろう」なんて思うことも多々ありました。老後の心配をしたこともあります。
私自身は、それらのことを30歳過ぎに強烈に考えて、自分の人生設計をつくり、それに向けて20数年やってきたので、いまではあまり不安もなく、自分が目指すところへ行くためにすべきことを淡々とやっている毎日です。
それらの問題や悩みを聞いて立ち上げたのが「仁誠塾」でした。3つの柱をつくり、それを習得してもらうために作ったものです。
9年ほど前に立ち上げ、手帳を使ったり、さまざまなアイテムを使い、それらを習得していってもらいました。
問題や悩みを解決にするために
- 自分を知るということ
- 相手を理解するということ
- 目標設定をしっかりするということ
以上ができれば、たいていの目標は達成することができ、それがそのまま自分の仕事や事業にかえってくることを経験してきました。その目標の先にある夢に手が届くという経験も数え切れないくらいしてきました。
あなたは「なんのために働いていますか」
給料をもらえるから?もらわないと生活もできないし、家族を養えないから?よく聞く回答です。では「食べるために仕事をしているということですか」と聞き直すと「そうではありません」と言ったりもしますが、結果として生活ができないからってことになってしまいますよね。そういう人らを「ライス・ワーカー」と呼んでいます。「飯のために働く人」ってイメージでしょうか。
やっぱり、仕事って、働くって、どこかで「やりがい」や「生きがい」もって働きたいものですよね。それでいて、自分が描いた夢や望んでいるためになったら最高だと思います。そのためには必要なことって、どんな仕事をするか?というよりも「なぜ、目の前の目標を達成しなければならないのか」「どんなゴールにたどり着きたいのか」ということの方が大事なことだと思っています。
今の時代、いまの仕事をそのまま続けていれば、将来は安泰なんてことほとんどの業界でないと思います。どの業界にしても、医療業界にしても充実していくというよりは、大変になってきたように思います。
さらに、生活においては楽にもならず夫婦共働きがあたりまえになり、なかなか夫婦共々時間を取れなくなってきたりしてきたのではないでしょうか。
そんな状況の中で、夢を叶えることできるでしょうか?夢を叶えようと本気で思えるでしょうか?
自分が描いた夢実現すると信じれるでしょうか?では、いまやっていることで「どうやって叶えますか?」
ちなみに、いろんな人に夢のリストをつくってもらうと、さまざまな分野にわたり、いろんなことを描いているようですが、最も多いものは「お金」が絡んだことのようです。
お金
- 思ったように収入(売上)が上がらない
- 蓄えが十分にできない
- 自由にお金が使えない・・・お小遣いが少ない
時間
- 自由に使える時間がない
- やらなきゃいけない仕事に追われる
- 家族や余暇に時間を割けない
人
- 周り穂人が言う事聞いてくれない
- お互い信頼関係築けない
- 相手に腹を立てたり、落ち込んだりしてしまう
将来
- これから先ずっとこのまま頑張るか
- これから先事業や仕事はどうなるか
- 老後含めて今後どう生きていくか
収入や貯金、しかも安定した収入など。それらの収入を得ることで旅行に行ったりなどなど。また、欲しいものを手にしたり、さまざまな趣味やプライベート充実させたりしたいようです。それは、私自身もおなじように描いたものです。
ただ、違うのは、そういうものを30歳前後の頃から描いて、確実に手にしてきたということでしょうか。
ただ、運良く手にしたとは思っていませんし、それらを手にするためにすべきことをコツコツと積み上げてきたということも事実です。仕事を頑張ってきた、でもそれは誰でもやっていることで、その仕事の何を頑張ってきたのか?などを紹介したいと思います。
毎朝4時起き
31歳の時に「早起きは自分を賢くする」という船井幸雄さんの本を読みました。「朝4時起きをして人生失敗した人はいない」というようなことが書かれていて、それを真に受けて実践し続けてきました。
約6,000冊の読書
その時間を活用して、たくさんの患者さんを診ることができ、そのために必要な勉強をすることができました。また、読書においても、これまでに6,000冊以上の本を読み漁ってきました。さいわい、通勤がフェリーを使うということもあったりして、その辺りが習慣になっていきました。
ブログ
ブログも忘備録として書き始めたものですが、2004年12月から14年以上書き続けてきました。
早朝セミナー
2005年の12月からはスタッフへの早朝セミナーもスタートさせて、すでに1300回を超える回数実施してきました。
では、実際にマンダラシートを書いてみましょう。
各項目に従って書いていきますが、必ず守ってほしいことがいくつかあります。
それを守ることで、より自分の奥底にある潜在意識にアクセスできます。
- 4分以内で書くこと
- 深く考えないこと
- 思いついた順に書いていくこと(A→H)
- できるかできないかの判断をしないこと
なぜ、このような形がいいのか?
どうしても、これまでは正解か間違いかという判断で、やろうとすることを書いたりしてきたと思います。勝手に、自分の中で判断する癖があります。それが顔を出さないようにすることで、自分の本当の求めている姿を見やすくなるからです。何度でも書き直しはできるので、できるだけ速く、思いついたものを書き出してみてください。
さて、自分を知るためには、必要な項目に従って書き出していってもらいます。
この項目については10数年、私自身も試行錯誤してたどり着いた項目です。「楽しい(ゴール)に向けて、必要な自分を明確にすることで、日々目標→行動→学びを行き来することで、いつのまにか「楽しい(ゴール)」が現実となっていくものになっています。