レバレッジを始めたきっかけ
2007年1月22日
この日から今に至るまで、会社スタッフや関わりある人等に送り続けてきました。
「レバレッジリーディング」(本田直之氏 著)
この一冊の本を読み、「1冊の本の要点をA4用紙1枚にまとめて持ち歩く」
それを真似すれば、自分が望む生きかたや働きかたが出来るんだ、そう思って自分なりにやりはじめました。
「1冊の本(1,500円)が、100倍のレバレッジ効果を生む」そう、たった1冊の本が150,000円の価値になるんだと思って、とにかく読書量を増やそう、そのキッカケになった本です。
あれから、6,000冊ほどの本を読み漁ってきました。
実際に計算すると?「9億円の価値」があるということになりますが、実際に当時の会社の売上からするとレバレッジリーディングを初めてから、ある時期は「2倍近い」売上になりました。
それを8年ほど続けたとしたら、約8億円のレバレッジがかかったと言えるでしょう。
実際に、自分自身が本の内容を把握して、実践しやすくなったということもあり、だったらスタッフらにもそれをおすそ分けしていけば、みんなも活用出来るようになるのではないか、そんな軽い気持ちからのスタートでした。
しかし、思ったように本の内容を把握するのが難しいようなんですね。
実際に、私は表裏1枚で活用できるんですが、その素になる読書量が少ないため、理解するのに苦労しているようだったんですね。
そこで、1冊の本の重要な部分、活用できそうな部分をA4用紙10ページ分にまとめて配信を始めました。
すると、段々と本の内容を共有できるようになっていき、それぞれが活用し始めていきました。
それに伴い、目標達成に近づいていき、各部門ともに任せていく体制に持っていけました。
このレバレッジをただ、配信したとしても、読まない人、先送りして読もうと思っていてもそのままにしてしまう人もいました。
そこで、目標達成の「スマートの法則」にもある「〆切」を設けて「ゲーム化」してみました。
毎週月曜日に私が全員に配信します。
それを1週間読んでもらい、その内容から1つの文章を選んで、私に送ってもらいます。
その際は、なぜその文が大切で、重要だと思ったか?その理由も合わせ送ってもらいます。
そして、それに私が全員1人1人に解説やアドバイスをするという形をとりました。
また、前もって私のほうで3文くらい選び、その私が選んだ文章と一致したスタッフには「本を贈呈する」というようなゲーム形式にしました。
それからずっと毎週続けてきて、いまでは「No.836」ということなので、700冊(もしくは、1冊を3回ほどにわけて配信したりもします)ほどは配信してきました。
選ぶ本は、仕事に役立つもの、自己啓発および成功哲学、政治&経済、世の中の仕組みなどなど多種多様に及びます。
幅広くさまざまな分野のことを知った上で、
いろんなことを考えて欲しい、そして仕事に生かして結果を出せるようになり、自らの人生を充実させて欲しい、
そういう想いがあったので、これだけの配信を続けてこれたのかもしれません。
また、最初はスタッフ限定で始めたのですが、大阪や広島で「仁誠塾」などをはじめてからは、そのリーダー格になるメンバー、またプロジェクトを立ち上げてからはおなじくリーダー格のメンバーなどにも合わせ配信してきました。
毎週10ページの量をパソコンに入力する中で、私自身はさらに本への理解度を深めることができ、またこれらに時間を割くことでスタッフや関わる人らへ想いを馳せることもできました。
また、どんなことで悩んだり、どんな問題に直面しているかも把握できるようになり、経営や仕事をする上でも大いに役立つものになったように思います。
それを、できればより多くの人にも活用してもらいたい、そういう想いでこれからも配信していこうと思いました。